BLOOD-C 第5話 「めぐりあひて」 感想

今回も見どころが多少有りましたので、紹介しようと思います。

 

前半

七原の事案ギリギリタッチ

前回に引き続き、七原が小夜の顔への事案ギリギリタッチをしており、序盤から飛ばしている。そして父親の前でも、居眠りしてしまった小夜の頭をなでなでしている。この七原という男、恐れを知らない。

戦闘シーン

前半の一番の盛り上がりを見せた戦闘シーン。今回の敵はアンパンマンのパンの部分を全て目玉にしたような敵。自らの身体から霧を生成し、小夜の目を撹乱。序盤は完全に敵ペースで戦闘が進んでいく。

しかし、余裕ぶっこいていたのか知らないが、有効打は打つくせに、決定打を打たない。お前の武器の剣先はなんのためにあるのか。

そして、覚醒した小夜に自らの戦術(小夜の刀に糸を結びつけて、霧の中でも位置を正確に確認戦法)を暴かれ、完全に後半は小夜ペースに。

最終的に小夜に目を腕で貫かれ、あえなく頓死。

朗報

設定上、御神刀って古きものに対抗できる唯一の武器だったはずだが、案外腕でもいける事が判明。

グロタイム

肝心のグロタイムは約13秒。最初は大したことないと思わせておいて、尻上がりにクオリティが上がっていく名グロタイム。最後の血飛沫の疾走感も素晴らしい。

前半終了。

後半

フィロソフィータイム

後半は初っ端からフィロソフィータイム。

「理解できないことに遭遇したらどうするんだ?そう、考えるんだ。」

「でもね、考えれば考えるほど、本質とはずれていってしまうんだ。そう、思考が邪魔してしてしまうんだ。」

なるほど、つまり人間の合理性・非合理性がテーマらしい。確かに、考えれば考えるほど直感に反する答えに行き着いてしまうかもしれませんが、人間の情報処理の問題に対して、二重過程理論というモデルが提唱されているので、気になった人は参考にしてみてはいかがでしょうか。

 筒鳥先生の怪談

前半とは打って変わり、日常パートが進行。

雨が降り、授業は自習ということで、みんなで怪談を披露し合うことに。

鞆総委員長の棒読み怪談にクラス全員の肝が温まり、イマイチ盛り上がりに欠けた自習時間。このまま白けムードに終始すると思いきや、筒鳥先生がとっておきの怪談話をすることに。

しかし、それがまんま古きものの話に直結したものであったため、小夜がぶっ倒れることに。これはもはやなにかのハラスメント。この町にまともな大人は居ないのか。

総論

特に進展は無かったが、あるとすれば人間と古きものとの関係が(筒鳥先生の怪談から)ちょっと明らかになった。

  • 昔々古きものと人間の間に争いがあり、古きものと比べて非力な人間が一方的に殺されていた。
  • 人間側の対抗手段として作った兵器が小夜だった。

ということらしい。

あと、なにか物足りないと思っていたら、小夜が歌ってないことに気づきました。ここまで毎回歌っていたため、少し盛り上がりに欠ける回だった。

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