BLOOD-C 第12話 「わすれじの」 感想

あらすじ

文人から全てが告げられ、小夜の記憶が元に戻った。小夜の文人に対する憎悪が爆発し、文人を追い込もうとするが古きものが町で惨殺パーティーをしていた。アンブレラ的証拠隠滅あり、人間股裂きあり、人間ミキサーありの超弩級グロタイムがそこにはあった!!

感想

 この回はすごかったですね~。なんていってもグロいシーンがありすぎたためか、規制がありすぎて全然見れませんでした。もしかしたら、規制が入っていないシーンの時間のほうが短いのではないでしょうか?

そこで、gyaoで公開されていた規制版の規制シーンの時間を計測してみました。

合計1分20秒。全体で23分弱なので、規制シーンの方が長いというのは極端でしたが、だいぶ長い。

文人が本当の黒幕だったというのがオチでしたが、結局黒幕を倒せないまま、

「俺たちの戦いはこれからだ!」

的な感じで終わっていましたが、要するに、30分アニメを12話使ったスゲ~長い序章だった。

調べてみると、劇場版が続編として2012年に公開されているらしく、そのためのアニメだったんですね。

個人的に今回の良かったシーンは小夜の父唯芳との戦闘後のシーン。

親子揃って純粋な人間ではなかったわけですが(そもそも親子でもなかったけど)、人間的な情愛に満ちた関係だったのが判ってよかったです。

また、鞆総委員長の死に際も良かった。

彼は実は実験のメインキャストという上級の立場にいたわけですが、彼以外のメインキャストは揃いも揃って自分の利益を優先させる人が多く(何かしらの条件付きでメインキャストの募集をかけていたので当たり前だが)、心の中では小夜のことを(言い方が悪いですが)、道具として見ていた節がありました。しかし、鞆総委員長だけは唯一小夜に情を感じており、小夜に感情を吐露するシーンはなかなか感動的だった(この直前に文人の私設兵に、これでもかと銃弾を浴びせられてオーバーキルされているんですが・・・)。

ちなみに、劇場版の方は今のところ見る予定がないので、このアニメはなんのために見たんだろう? という感じですが、いろいろ突っ込みどころがあり、それを探すのが楽しかったです。

わすれじの

わすれじの

 
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