MASTERキートン CHAPTER 25 「砂漠のカーリマン」/A KAHRIMAN IN DESERT 感想

今回はキートンタクラマカン砂漠でベア・グリルス的なことをする回でした。

原作ではどうなっているのか知りませんが、ラストシーンの後どうなったのかもう少し見てみたかった。

具体的には、長老の息子アバスのセリフ「あいつは・・・、砂漠のカーリマンだ!」のあと、どうやって収拾をつけたのかが気になった。

そもそも、アバスは高倉教授のがさつな遺跡発掘の腹いせに、キートンと遺跡発掘チームの4人をタクラマカン砂漠へ置き去りにして、

「お前たちの罪は、この砂漠が裁いてくれるだろう・・・(ドウセシヌケドネ」

なんて言って本当に置き去りにしてどっか行ってしまったわけです。

一方、置き去りにされた4人は、なんとか全員生還することが暗示されて物語は終了しますが、置き去りにされた4人のうち、一体どれだけの人がアバスの仕打ちに納得しているんだろうか。

特に、あの高倉教授という人が絶対

「お~い、アバス! 警察呼んじゃって良いのかな~?」

とか言い出しそう(この人の無茶苦茶な発掘作業が事件の発端だが、それに気づける人だとは思えない)。

また、キートン含め高倉教授以外の3人は、高倉教授の粗相に巻き込まれた形で砂漠に置き去りにされています。おそらくですが、

「えぇ~、高倉教授の独断でやったことじゃ~ん。俺ら関係ないじゃ~ん!」

なんて感じで、納得出来ていないはず(もしかしたら、高倉教授の一件から砂漠に置き去りにされるまでの間に大事なやり取りがあったのかもしれないが)。

というわけで、最後のシーンのあとどうやってアバスと遺跡発掘チームは和解をした(していないかもしれないが)のかが気になった回だった。真相は藪の中。

あと、途中のネズミの丸焼きを食べているシーンは、ついヨダレがたれてきそうなくらい美味しそうだった。

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