おこしやす、ちとせちゃん #13 感想

今回見ていて驚いたんですが、13羽にしてついに名前のついたキャラクター(橘千尋)が登場。ちとせちゃんに負けず劣らずかわいい女子中学生だった。

友達に誘われて美術部に入ったらしいですが、その割になかなか絵が上手い。エンドカードに美術のコンクールに出したと思われる作品が見られるので、みなさんもチェケラしてみては(ちゃっかり目に入る”努力賞”というリアルな評定もなかなか良い)。

個人的な感想としては、一点透視図法を用いた奥行きのある構図を生かし、一番目のつく所にペンギンを配置するという、基本に忠実かつ大胆な作品に挑戦したことを評価したい(ただ、取ってつけたようにペンギンを描いた感じがしてしまうのが少しもったいない。また、「ペンギンはどこへゆく」というタイトルにするのなら、ペンギンが右を向いているのではなく、こちら側に背中を向け、奥に進んでいくように描かれていると絵の中にストーリーが感じられていいのではないだろうか?)。今後の千尋ちゃんの作品に期待。

ところで、今回の舞台”水路閣”の画像を実際に調べてみたら、思ってた以上にレトロな感じが素敵で行きたくなった。軽く朽ち果てたような雰囲気がゾクゾクする。上の水路に水が流れている様子を見ながら小一時間瞑想をしたい。

第13羽
 
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