アニメ:おこしやす、ちとせちゃん #19 感想

今回はアイスきゅうりを片手に、千昭くん*1三千院を散歩して、ペンギン地蔵を拝んだちとせちゃんの話でした。

ちとせちゃんが千昭の祖母から「雪之助ちゃん?」と呼ばれていた場面がありましたが、それについて二人共深くは突っ込まず、そそくさと三千院へ出かけていたことにちょっと驚いた。これが三分間の限界ってやつか*2

ちとせちゃんは京都を散策する唯一のペンギンとして描かれていますが、実は以前(おそらく50年以上前)笠を被った”雪之助”というペンギンが京都の街を歩いていたことが今回判明しました*3。京都の街には妖怪が出るとはよくいいますが、ペンギンも結構出るんすね。

おそらく雪之助はこの世にはもういないと思いますが*4、この世にいなくても人々の心には雪之助が生き続けているという、なんとも風情のある話だった。

人生朝露の如し*5とはよくいったもので、ちとせちゃんもいずれはこの世を去るときが来ますが、いつまでも私達の心にちとせちゃんは生き続けていることが予感されるいい回でした。

しかし、三千院のペンギン地蔵を見てみようとグーグル画像検索をしても、全然画像が出てこない(ちなみに、葉山にある新善光寺には本当にペンギン地蔵があるらしい)のには意表を突かれた。

実はあの地蔵ってフィクションなのかもしれませんが、そうだとしたら絶妙なフィクション具合だよね(アッパレ。

第19羽

第19羽

 

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*1:第13羽で登場した”橘千尋”以来、二人目の名前がついたキャラクター登場

*2:ちなみに、この伏線は約1分19秒後に回収される

*3:漫画:おこしやす、ちとせちゃん第3巻の表紙にもその姿が見受けられる

*4:コウテイペンギンの寿命は20年ほど

*5:人生は朝露のようにはかないものだ(ドヤ