アニメ:あたしンち 第116話~第118話 感想
第116話 なんでも改造親子
基本的に物があったら魔改造を施す母娘の話でした。
アニメで放映されていた魔改造は以下の通り。
- ブランド物のハンドバックに新たにベルト穴を開ける(母)
- 大きめのシャツの袖を折り返すことによってダブルカフス仕様にする(みかん)
- 辞書を開きやすくするために全てのページをクシャクシャにする(みかん)
最初の2つは普通の改造ですが、最後の一つはどうかばっても有罪。やっぱりみかんはちゃんと母の遺伝子を受け継いでいることがよくわかった回だった。
ちなみに、私が行ったことのある魔改造は、自転車のサドルを無くしたことくらい(サドルの代わりにリアキャリアを代用)。魔改造というか、ただの不良品の自転車ですが、乗車姿勢がハーレー・ダビッドソン顔負けで、すごいカッコいい。
肝心の乗り心地はというと、もろにケツへの振動が伝わって来るので段差が怖くてしょうがなくなる。でも、近所の視線のほうがもっと痛いからケツがイカれたことなんてどうでも良くなっていましたけどね・・・。
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第117話 花火はどっちに?
花火を見に行こうとするが、穴場スポットがことごとく消滅していたみかんたちの話でした。
見晴らしのいい山が切り開かれていたり、池が駐車場になっていたり、新しく出来たビルのおかげで花火が見れなかったり、「すっかりここらも都会に染まっちまったよ・・・」的なノスタルジーの香りがする作品。
ただ、たった数年(少なくともみかんが中学生の頃は穴場スポットは健在だった)で街があんなにも様変わりしていたのが、ちょっと信じられない。もしかしたら、私の住んでいる街によっぽど魅力がないのかな? そうに違いねえ!
ところで、「昔はよかったな~」系の話を見て思いますが、田舎だった街が都会化したのを第1世代から第2世代への移行だとすると、近未来に起こるであろう第2世代から第3世代への移行期には、「あのビルで花火が遮られていたのが懐かしいな~」とか、「池を埋め立てて出来た駐車場が懐かしいな~」とか言うのだろうか?
10年後、果たしてどうなっていますかね。
第118話 ユズ、夜中に……
母に内緒で夜食を作るユズヒコの話でした。
夜食独特の臨場感・背徳感があって面白かったですが、最近の夜食はカップラーメンとかで済んじゃいそうでなんだか物足りないですよね(夜食に何を求めているんですかねぇ・・・)。
ところで、若い頃は夜食を食べることにある種の喜びを感じていましたが、年をとってくると「明日の朝に胸焼けしそうで嫌だな~」とか、「食器を洗うの面倒くさいな~」とか思うことがだんだん多くなり、すこぶる軽食(昆布茶など)で済ませることが少なくなくなってきた。そう思うと、夜食を食べることのできるユズヒコは元気な証!
夜食を食べている子供を見つけたら、叱るのではなくむしろ褒めるべきだと思う。
「今度はそんな飯じゃなくて、大盛りペヤングを食べないとだめだぞ~。はっは!!」