アニメ:おこしやす、ちとせちゃん #21 感想

突然おばあちゃんに「若いときに見た大文字(五山送り火 - Wikipedia)の場所がどうしても知りたいの~」と頼まれて探し回るちとせちゃんでしたが、目的地についた瞬間おばあちゃんが霧散霧消。呆気にとられるちとせちゃんをよそに、「実は、あのおばあちゃんはオバケでした~」というシックス・センス*1的なオチが見られる斬新な回でした*2

おばあちゃんが急にいなくなってしまったときは唖然としましたが、いい雰囲気の話になっていたので「う~ん、ナイト・シャマラン」と思わずにはいられない。

ところで、本編でちとせちゃんが大文字の場所を京都の街の人に聞いて回っているシーンを見るたびに、「喋れないちとせちゃんが聞いて回るよりも、おばあちゃんが聞いて回ったほうが早くね?」と思わずにはいられませんでしたが、実はそれがおばあちゃんがオバケだという伏線だったことに気づいて、ハッとなったのは私だけではないはず*3

後で見返してみると、ちとせちゃんや街の人には影があるのにおばあちゃんには影がなかったり、伏線とみられるシーンは随所にある。皆さんも探してみては?

前回の感想:アニメ:おこしやす、ちとせちゃん #20 感想 - 南南東の風

*1:実は見たことないけどね

*2:五山送り火はご先祖様の霊をあの世へ送り届けるとされているらしいので、あのおばあちゃんはあの世に戻る最中だったと考えられる

*3:おばあちゃんがちとせちゃんを手で持ち上げながら蕎麦屋の店員さんに質問をしているシーン(本編開始1分1秒)を見ていると、実はおばあちゃんはちとせちゃん以外の人にも物体としては見えていて、もしかしたら喋ることも可能なのかもしれないので、実は伏線ではないかもしれないが・・・