アニメ:あたしンち 第144話 「ユズ、マヨネーズ」 感想
夜食にマヨネーズサンドを食べるあるある物語かと思いきや、マヨネーズを床に置いていたことを忘れて背中からマヨネーズにのしかかり、背中じゅうがマヨネーズまみれになるという、ないない物語でした。
大量のマヨネーズが背中に付着したにもかかわらず、パジャマを脱いで、「いいや、寝ちゃえっ」と言って本当に寝ちゃうユズヒコの根性がすごかった(翌朝、しっかりと母から怒号を飛ばされていたけど)。
ところで、パジャマをマヨネーズだらけにしたユズヒコに対して、「なんでパジャマをマヨネーズだらけにしてるの~!」ではなく、「夜中にものを食べたらダメっていたでしょうが~!」という母の叱り方ってちょっと変わってません?
まあ、「夜食をしなかったらこんな事にはならなかったのに・・・」ということなんでしょうけど、パジャマ(&カーペットにへばりついたマヨネーズ)の件よりも、夜食の件を持ち出す母のアンチ夜食魂が変わっていると思わずにはいられない回だった。
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前回の感想 アニメ:あたしンち 第143話 「今時の子はっ」 感想 - 南南東の風
アニメ:あたしンち 第143話 「今時の子はっ」 感想
自分のことは棚に上げて、「今どきの子は~」と言ってみかんを揶揄する母の話でした。
母が水島さん・外山さんに話していた今どきの子(みかん)の特徴は以下の通り。
- 今どきの子は潔癖症(リビングの床を拭いた雑巾で顔を拭いていたことをみかんに指摘されたことに対しての反論)
- 今どきの子はブランド志向(母がみかんのために買った激安&ババ臭い折りたたみ傘をみかんが使いたがらないことに対しての反論*1)
- 今どきの子はものを大事にしない(みかんが故障している扇風機を捨てたいと言ったことに対しての反論)
どれもこれも相手を誤解させようとしているとしか思えないことばかりですが、”田無市*2のジ・アウトサイダー”こと母のやることなので、まあしょうがないよね。
ところで、私も「今どきの子は~だよね」と言われてきましたが、これって言われると結構困るよね。
そもそも、上の世代の人が指摘する内容(例えば、最近の子は飲み会に来ない)に関して、ポリシーを持って行動をしている人って多分少数派だよね(個人的な意見だけど)*3。
なので、若い人の行動に対して「今の子は~だよね」と言われても、おそらく本人はピンと来てないから話しづらいよね。
まあ、どうでもいい話は置いておいて、今どきの子は飲み会に行かないのがデフォルトだと思われているので、昔は飲み会に行きたくなかったら「上司と一緒に飲みに行くわけね~だろ!」と言わなくてはいけないところ、今どきの子供は「いや~、自分は遠慮しておきます・・・」と言っても全然変には思われないので、選択肢の幅が広がっていて、お得だよね。というか、「自分がそう思っているんではなくて、自分の世代のせいなんすよ~」というスタンスにできるっていいね。
「友達と遊ぶんで有給使ってもいいっすよね?」という世代よ、出てこ~い!
アニメ:あたしンち 第142話 「ああ、恥ずかしいっ」 感想
全てはあの赤ボールペンから・・・。というわけで、岩木くん(CV緑川光)回でした。
今回もめちゃくちゃ岩木くんが光っていたので、時間を計測してみると本編中に32.16秒も発光していた(岩木くんの登場シーンが2分27秒だったので、発光率21.8%という驚異の発光率だった)。そりゃ、みかんが岩木くんを見ていられないわけだ。
ところで、中学生時代は照れながら話をしていた人のはずなのに、だいぶ時間が経ってから再会してみると、全然興味がなくなっていて普通に話せてしまうという”昔のト・キ・メ・キ忘れちゃった(テヘ”現象が起こるようになってきた。
単純に年をとって人生どうでも良くなっただけですが、あの昔の照れながら話していた自分は何だったんだろうかと思わずにはいられない(好きの反対は無関心とはよく言ったもの)。
というわけで、みかんは10年後には岩木くんの背中から禍々しい黒蛇が見えているに違いない。
次回の感想 https://fjifjifeij.hatenablog.com/entry/2019/11/04/102812]
アニメ:あたしンち 第141話 「父、母、温泉旅行!」 感想
一人18000円の温泉旅行のへ出かけたタチバナ夫妻の話でした。
途中までホラー気味の話(薄暗いホテルが舞台で、客はタチバナ夫妻のみ)で、ついにあたしンちも最終回を迎えるかと思いきや、なんか最後に「ちょっと不気味な旅館だったけど、最後に綺麗な夜景が見れてよかった~」といういい感じの話になっている。
露天風呂は狭いのに加え、水たまりくらい冷たく、夕食は見た目が冷凍食品のハンバーグ(しかもデザートは缶詰のパイナップル)、広いホテルなのになぜか女将が二人のみという、完全にどうかしているホテルに泊まったにも係らず、明るいオチになっているのがあたしンちらしいよね。
でも、あまりにも不気味なホテルに泊まった割に、何事も起こらないのが逆に不気味。
あたしンち史上、最も世にも奇妙な物語チックな話だったのは間違いない。