アニメ:あたしンち 第143話 「今時の子はっ」 感想
自分のことは棚に上げて、「今どきの子は~」と言ってみかんを揶揄する母の話でした。
母が水島さん・外山さんに話していた今どきの子(みかん)の特徴は以下の通り。
- 今どきの子は潔癖症(リビングの床を拭いた雑巾で顔を拭いていたことをみかんに指摘されたことに対しての反論)
- 今どきの子はブランド志向(母がみかんのために買った激安&ババ臭い折りたたみ傘をみかんが使いたがらないことに対しての反論*1)
- 今どきの子はものを大事にしない(みかんが故障している扇風機を捨てたいと言ったことに対しての反論)
どれもこれも相手を誤解させようとしているとしか思えないことばかりですが、”田無市*2のジ・アウトサイダー”こと母のやることなので、まあしょうがないよね。
ところで、私も「今どきの子は~だよね」と言われてきましたが、これって言われると結構困るよね。
そもそも、上の世代の人が指摘する内容(例えば、最近の子は飲み会に来ない)に関して、ポリシーを持って行動をしている人って多分少数派だよね(個人的な意見だけど)*3。
なので、若い人の行動に対して「今の子は~だよね」と言われても、おそらく本人はピンと来てないから話しづらいよね。
まあ、どうでもいい話は置いておいて、今どきの子は飲み会に行かないのがデフォルトだと思われているので、昔は飲み会に行きたくなかったら「上司と一緒に飲みに行くわけね~だろ!」と言わなくてはいけないところ、今どきの子供は「いや~、自分は遠慮しておきます・・・」と言っても全然変には思われないので、選択肢の幅が広がっていて、お得だよね。というか、「自分がそう思っているんではなくて、自分の世代のせいなんすよ~」というスタンスにできるっていいね。
「友達と遊ぶんで有給使ってもいいっすよね?」という世代よ、出てこ~い!