馬糞汁!?これが戦国時代の作法です「戦国 戦の作法」

戦国時代の戦に纏わる作法(流儀)を紹介している本。
当時の兵士の装備品だったり、従軍中の食事だったり、合戦後の死体処理だったりの、様々な作法が浅く広く書かれている。
特別、戦国時代のに興味があるわけではないが、楽しめる内容が多かった。具体的に一つ挙げてみると、当時の傷の治療法。
当然麻酔や消毒液なんて代物ありませんし、ましてや、絆創膏もありません。
じゃあどうしていたのかというと、当時知られていた民間療法に頼っていたとか。
民間療法といっても、薬草を傷口に塗ったり、生姜を粉末にして飲むなどの比較的効果のあるものがあったものの、中には今じゃ考えられない治療もあったらしい。
こりゃすごいと思ったのが、馬糞汁。読んで時のごとく、水で煮詰めた馬糞を飲むという治療法。おい、どうなってんだよっていう。医学に進歩にただただ感謝あるのみ。
このように、NHK大河ドラマからじゃ、わからないことも次々と知ることができてよかった。今度時代考証をきちんとやっているのか確かめるために、馬糞汁をチェックしておこ~。

戦国 戦(いくさ)の作法

戦国 戦(いくさ)の作法