宝石の国 #3 「メタモルフォス」 感想
あらすじ
巨大カタツムリに飲み込まれてしまったフォス。ダイヤ、ボルツが加勢に加わり巨大カタツムリと対決するが、カタツムリがついうっかり、海水へドボン。見事巨大カタツムリを退治した宝石たちだったが、フォスの姿はどこにもいなくて・・・
感想
フォス、よかったやん
なんかよくわからないですが、フォスが助かってよかったじゃないですか。ダイヤが一生懸命フォスを元に戻したくて、色々な宝石に聞き込み調査をしていましたが、シンシャのアドバイスが遠回し過ぎてわかりにくい。そこまで言わなくてもわかるでしょ、みたいな。彼、相当ロマンチストですよ。そして、それを察するダイヤもダイヤ。女子力?がすごい。ボクっ娘だけど。
宝石の食糧事情
この世界って飯はどうしているんだろう?と、思っていたんですが、宝石は飯食わないのかな? カタツムリが草を食べているのを見て、ダイヤが「そんな野蛮なことはしてはいけない!」 みたいなことを言っていたので、そういう世界らしい(既に言及されていたらすいません)。
あのカタツムリはもうじき死ぬ
ちょっと疑問だったのが、「カタツムリって殻がなくても生きていけたっけ?」 というもの。そこで、ウィキペディア(カタツムリ - Wikipedia)を参照してみた。
これによると、カタツムリの内蔵ってからの中にあるんですよ。なのでおそらく、あのカタツムリは内蔵を切り離された状態。そのため、息も絶え絶えで生きていると思われる。あのカタツムリ、そろそろ死にます。
フォスがカタツムリ語を話せる理由
最後のシーンで、実はフォスがカタツムリになったわけではないことが明らかになっていました。しかも、何を言っているのか分からないカタツムリとフォスが会話をすることが可能という衝撃の事実。そこで思ったんですが、何故そんなことが可能なのかと。
おそらく、カタツムリがフォスを分解してしまったときに、カタツムリとフォスの遺伝子的なものが混ざってしまったのではないでしょうか?
「なんじゃそりゃ!」と、思う人もいるかも知れませんが、世の中には遺伝子の水平伝播という現象があります。(遺伝子の水平伝播 - Wikipedia)
そこで、今回はそのような現象と似たようなことがカタツムリとフォスの間に起こったのでは? というのが私の説です。こうすると以下の謎が解決することになります。
Q1. カタツムリは何故宝石たちからすると、フォスのような振る舞いをしたのか?
A1. カタツムリにフォスの性格を表す物質(仮にエナジーとでも読んでおく)がおそらく組み込まれたため。
Q2. カタツムリは何故宝石の言葉を理解できているのか?
A2. カタツムリに宝石語の言語エナジーが組み込まれたため。
Q3. カタツムリは何故殻がなくても生きていけるのか?
A3. 宝石属は不死身のため(今回のダイヤとシンシャの会話参照)、その生命エナジーを受け継いだカタツムリは生命力が増し、殻がなくても生きていけるようになった。
Q4. フォスは何故カタツムリと会話ができるのか?
A4. カタツムリの言語エナジーがフォスに組み込まれ、カタツムリ語を理解できるようになった。
まとめ
なんで人生の足しにもならない考察をしているのだろうか。