MASTERキートン CHAPTER 12 「御婦人たちの事件」/THE LADYS’CASE 感想

あらすじ

ある貴婦人が自宅で殺害されていた。容疑者として挙げられてのは被害者の甥トマス。保険会社のオプとして事件の調査をしていたキートンは、トマスの家の向かいに住んでいるという老婦人バーナムに出会う。バーナムはトマスの無罪を主張するが、トマスの犯行を裏付ける証拠が揃っており、困惑気味のキートン。しかし、調査を重ねるに連れてトマスの無実に確信を持てるようになり・・・

感想

ただの一般人の老婦人バーナムがちょくちょくナイスアシストをしながらキートンの調査を進めていたのが面白かった。ちらっとロンドンのビックベンが写っていたり、老婦人が探偵っぽく振る舞ってみたり、なんかバーナムがミス・マープルっぽく見えてしまった。ミス・マープルと違うのは、バーナムには亭主がいることくらい。

あと、今回トマスはウェイン(被害者)を実は殺していなかった事になっていますが、それを知った状態で改めて彼の犯行当日の供述を聴いてみると結構不思議。

Q.「なぜ凶器にあなたの指紋がついているのか?」

A.「血のついたナイフを手にとってたら、死体を見つけました~」

そして、犯行現場から走り去るところをこの後目撃されてしまったらしい。

死体を目の前で見てしまったショックとはいえ、ここまで犯人と思われてもしょうがないような行動をするような男トマス。彼は今後も苦労が耐えないことでしょう。

しかし、トマスが容疑者から外されたため、ウェインの生命保険はトマスに入ります。案外彼は慎ましく幸せに生きていくことができるのかもしれない。まさにルピナス花言葉「いつも幸せ」の通りに・・・。

ちなみにルピナス花言葉には「貪欲」という意味もあるらしいで~す。

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