天才の習慣を垣間見る!「天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々 」 著:メイソン・カリー

天才になりたい。そこでどうやったら天才になれるのかを考えていたら、「天才のマネをすれば良いんじゃね?」ということで読んでみました。

結構な人数の天才と呼ばれている人々(様々なジャンルの天才を紹介しているが、音楽家・作家が多め)の仕事以外の生活習慣(食事、趣味)や、仕事法、仕事のスケジュールなどを紹介している。

約380ページの中に150人以上の天才の習慣を紹介しているので、一人あたりに割かれているページはそれほど多くはない。そのため、特定の人だけの習慣を見てみたい人がこの本を読むと、その分量にがっかりするかもしれない。

読んでいて面白かったのは、人それぞれ色々な方法で仕事をしていたということ。

短時間でスッキリ終わらせる人もいれば、仕事中毒とも言えるほど長時間仕事をしている人もいて、「人にあったやり方が一番!」と感じられた。

また、珍習慣(例:バルザックは一日50杯のコーヒーを飲んでいた。)なども載せられているため、「天才の習慣を真似して見た目だけでも天才に見られたい!」という人にピッタリの内容もある。

まとめとしては、天才は必ずしも疾風怒濤の生活をしていたわけではなく、ごく普通の生活も営んでいる人の中にもいたことがよく分かる本。

天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々

天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々