おこしやす、ちとせちゃん #15 感想

 今回のちとせちゃんは、北野天満宮を散策していましたが、2期からの新レギュラーだと思っていた橘千尋ちゃん(女子中学生)がいない・・・。2話だけぽっと出て、いつの間にかフェードアウト。うぉ~~。

 そんなことはさておき、菅原道真を聞いたのが中学か高校の歴史で習った以来だったので、すごく懐かしかった。どんな人だったのか全然覚えていないので調べてみたら、平安時代の貴族らしく、”平安朝きっての秀才”(ウィキより)。撫で牛(北野天満宮にある、頭を撫でると頭が良くなる牛の置物)の由来もここから来ているのだろうか。今日もまたひとつ賢くなれました。

 途中で菅原道真と思しき幽霊が出演していましたが、菅原道真は日本三大怨霊の一つに数えられるほどの恐れられている怨霊。何故かと言いますと、政略によって左遷され、大宰員外帥という役職(よくわからね~)に任命されて京都を去った道真さんの死後、京都の街で異変が多々発生(政敵や道真失脚の首謀者の死亡、清涼殿落雷事件など)したから。つまり、ちとせちゃんが一歩間違えていたら、完全に死んでいました。まあ、実際は道真の祟りやべ~ということで今回の舞台”北野天満宮”が造営され、無事祟りが終息(したのかな?)。いつの間にか道真さんが学問の神になったらしいので、ちとせちゃんは祟られなかったかもしれないけどね。ちなみに、アニメの終盤でナレーションの堤真一さんが読んだ句

”東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ”

は、道真さんが左遷され、京都を去った時に詠んだ句と言われている。3分アニメではそこまで詳しく説明されていないけど、調べてみると色々と面白い。

 でも、道真さんの幽霊なんかよりも橘千尋ちゃん(女子中学生)を出してくれ~うぉ~~。エンディングのちとせちゃんをスケッチしている人は橘千尋ちゃん(女子中学生)なのか!? とか無駄に考察していた自分が間抜け~うぉ~~。

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