おこしやす、ちとせちゃん #14 感想
今回は、知られざるちとせちゃんの昔話が見れる回でした。
ちとせちゃんには様々な疑問があり、なぜ寒がりなんだろう(ペンギンは南極で生きていけるくらい寒さには強い)、なぜ食べ物の味がよく分かるんだろう(ペンギンの味蕾は人間と比べて退化している)、絶対人間が中にはいってい。
今回は、そんなちとせミステリーの一つ。
「初回からちょっと気になっていたけど、風呂敷はどうやって手に入れたの?」
という疑問が解決しました。
結果から書くと、反物屋の主人に見繕ってもらったらしいですが、それまでの経緯がファンタスティック。
まず、京都に来たてのちとせちゃんは当初行くあてもなかったので、近所の反物屋に侵入。そのままの勢いで家の庭の池の魚を盗み食い(魚を咥えていたシーンのみだったので、厳密には食べていないかもしれない)。そして、その現場を家の主人に見つかり、無事保護(ペンギンが庭にいても動じない主人がなにげにすごい)。
ご飯をごちそうになって元気が回復したちとせちゃんは、京都で旅をすることを決意。しかし反物屋の主人が、なにももっていないペンギンを街に解き放つのは心もとないというわけで、
「京都のペンギンは風呂敷くらいもっとかなっ!」
ということらしい。
そもそも、どうやって京都の街に来たのか、誰が”ちとせ”という名前を付けたのかは未だに不明ですが、あの風呂敷にそんなストーリーがあったとは・・・。
良い子の皆さんは、町中でペンギンを見かけたら交番に連絡しようね。