あたしンち 第97話 「その名も春山ふぶき」 感想

今回は、初登場のマイペース&要注意人物の春山ふぶきが嵐を巻き起こしていた。

なかなかの被害者が出ていたので、まとめてみると

  • 絵の具セットを忘れた春山のために、家にあるもう一つの絵の具セットをわざわざ持って来たが、春山は既に別の人から借りていた(被害者:森くん)
  • 春山のためにわざわざ扉を開けて待っていたが、扉の前で一緒にいた友達とお喋りをした挙げ句、結局扉を通らない(被害者:塚本くん)
  • 最近痴漢に遭う春山のために、ボディーガードを名乗り出て一緒に電車に乗ることを約束したが、待ち合わせの駅に春山が訪れず学校に遅刻しかける。ちなみに春山は車で登校(被害者:山川くん)
  • 使っているペンが素敵だと言い出した春山のために、同じペンを買って学校で受け渡す約束をしたが、翌日、春山がなぜかそのペンを既に購入していた。もちろん、受け渡すはずのペン(購入済み)の代金は請求できず(被害者:みかん)

すげーよ、この女。でも、こんなことをあのペースで繰り返していたら、そのうちみんなからの信用が無くなったりするよね。そう考えると、春山って意外と可哀想。

今度何かで困っていたら助けてあげなきゃ。

ちなみに、上の被害リストの2番目に挙がっている塚本くんですが、よくよく考えるとなんであんなに扉を開けて待っているのかが不思議だった。他の被害に関しては約束を反故にする春山に問題がある気がしますが、塚本だけは頼まれてもいないのにやっている行為なので、勝手にしやがれとか思ってしまった。

勝手に扉を開けて待っている塚本が勝手にがっかりしている姿に腹が立ってキターーー!

第97話 その名も春山ふぶき

第97話 その名も春山ふぶき

 
文庫 他人を支配したがる人たち (草思社文庫)

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