アニメ:おこしやす、ちとせちゃん #21 感想

突然おばあちゃんに「若いときに見た大文字(五山送り火 - Wikipedia)の場所がどうしても知りたいの~」と頼まれて探し回るちとせちゃんでしたが、目的地についた瞬間おばあちゃんが霧散霧消。呆気にとられるちとせちゃんをよそに、「実は、あのおばあちゃんはオバケでした~」というシックス・センス*1的なオチが見られる斬新な回でした*2

おばあちゃんが急にいなくなってしまったときは唖然としましたが、いい雰囲気の話になっていたので「う~ん、ナイト・シャマラン」と思わずにはいられない。

ところで、本編でちとせちゃんが大文字の場所を京都の街の人に聞いて回っているシーンを見るたびに、「喋れないちとせちゃんが聞いて回るよりも、おばあちゃんが聞いて回ったほうが早くね?」と思わずにはいられませんでしたが、実はそれがおばあちゃんがオバケだという伏線だったことに気づいて、ハッとなったのは私だけではないはず*3

後で見返してみると、ちとせちゃんや街の人には影があるのにおばあちゃんには影がなかったり、伏線とみられるシーンは随所にある。皆さんも探してみては?

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*1:実は見たことないけどね

*2:五山送り火はご先祖様の霊をあの世へ送り届けるとされているらしいので、あのおばあちゃんはあの世に戻る最中だったと考えられる

*3:おばあちゃんがちとせちゃんを手で持ち上げながら蕎麦屋の店員さんに質問をしているシーン(本編開始1分1秒)を見ていると、実はおばあちゃんはちとせちゃん以外の人にも物体としては見えていて、もしかしたら喋ることも可能なのかもしれないので、実は伏線ではないかもしれないが・・・

アニメ:あたしンち 第131話 「母、クロスワード」 感想

今回は、母とみかんのどえらいクロスワードセンスが見られる回でした。

母「”オ”で始まるはっきりと言えないときに包むもの。5文字で答えてね」

みかん「わかった! オカネカナ!」

母「”オカネカナ”ね~、お母さんは”ソデノシタ”かと思ったんだけど、最初が”オ”じゃないしね~」

みかん「あっ、待って、”オトシダマ”かも。ぴったり5文字だし!」

母「・・・」

みかん「でもお年玉ってはっきりと言えないときに渡すって感じじゃないし・・・」

母「あらっ、金額ははっきりと言わずに渡すわよ!*1

すごいよね、この母娘。みかんはまだルールに則っているからいいものの、最初の文字が違うものを考え出す母はただの異端児。というか、よくクロスワードに応募しようと思ったよね(ちなみに、クロスワードを完成させると抽選で一万円がもらえるというのが動機)。

そんな母娘とは対象的に、ズバズバと答えを当てていくユズヒコはかっこよかった。でも、このセンスは一体どの遺伝子から来ているのだろうか(余談だけど父もクロスワードセンスは壊滅的*2)。

鳶が鷹を生むって本当にあるんですね。

脳いきいき!ひらめきクロスワード 常識・雑学クイズ

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*1:正解は”オブラート”

*2:語尾に”ルブ”がつく言葉を考えた際に「ブルブル~(ナンツッテ」)とかほざいていた

アニメ:あたしンち 第130話 「吉岡の香水」 感想

バイト先の先輩に恋をした吉岡(のち先輩に彼氏がいることが判明)が、先輩と同じ香水をつけて登校してみかん達にいじられる回でした。

意中の人に使っている香水を聞いて、それと全く同じの香水をつける吉岡の度胸がすごい。相手にバレバレ・バレンタイン監督なのが恥ずかしくないんだろうか。

ところで、自分の恋が相手にバレると恥ずかしい感覚って何なんだろうね。翌々考えてみると、相手に好意を持っていることがバレたところで、相手に迷惑がかかるはずがないのに(相手に恋人がいた場合などは除いて)、なにを恥じているんだろう。結局は、振られた自分を想像してしまって、「あぁ~、枕に顔を埋めてぇ~!」となるのかね。

 

「香り」の科学 匂いの正体からその効能まで (ブルーバックス)
 

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アニメ:あたしンち 第129話 「母、まとめたがりっ」 感想

今回は、何でもかんでも袋を一つにまとめたがる母の話でした。

本編のテーマとは関係ありませんが、初っ端の母の気持ちを察して買い物についていくユズヒコが不憫。

母「ねえ、ユウちゃん、一緒に買物に行かない?」

ユズヒコ「(どうせ荷物持ちに決まってんだよな。行きたくねぇけど断った場合のリスクを考えると・・・(母「行かないですって!? このバカチン! お母さんに重い荷物を持たせるつもり!?」))いいよっ、付き合うよ。」

母「ありがとうっ!」

そして案の定、ユズヒコは予想通り荷物持ちをする羽目になったわけですが、あのユズヒコの心の声はただの被害妄想とは考えづらいので、以前に同様の事件があったという方向で考えると、穏やかじゃないよね。

ところで本題の母のまとめたがり癖についてですが、こっちもこっちで穏やかじゃない。

翌日がゴミの収集日ということもあり、家中のゴミを集めてギュウギュウに詰め込んでいた母ですが、そのまとめ方がどうかしている。

  • パンパンのゴミ袋にブルーザー・ブロディ顔負けのニードロップを炸裂(しかも続けざまに毎秒1.3回の高速ニードロップもお見舞い)させ、ゴミ袋から白煙が上がる
  • 「チェスト~!!」と叫びながら両手に持ったゴミ袋を胸の前で一回転させる(こうすることによって、袋の端が伸びると同時にねじれるので、袋が締めやすくなる)
  • ゴミ袋を持ってくるくる回転(毎秒約11ラジアン)し、その遠心力を利用してゴミを圧縮する

どれもこれも社会で一度も目にしたことはない(一番最後のやつは小学校で見たかもしれない)技ばかりですが、「チェスト~!!」は試しに家でやってみたいと思います。

ちなみに、この大胆なまとめ方を実践した結果、みかんが興奮のあまり母を囃し立て、気分を良くした母は2回目の「チェスト~!!」を披露。結果ゴミ袋が破裂し、リビング中にチリ紙や、生ゴミ、枯れ葉が散乱する大惨事に・・・。

うぅ~、チェスト~!!

第129話 母、まとめたがりっ

第129話 母、まとめたがりっ

 
チェスト

チェスト

 

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