MASTERキートン CHAPTER 27 「赤い風」/ RED WIND 感想
今回は、KGBの最強工作員”赤い風”に目をつけられた役人ラージンのボディーガードを任されたキートンの物語でした。
得体の知れない工作員がじわりじわりと忍び寄ってくるのが恐怖心をくすぐる、なかなかホラーテイストな回だった。
オチを言ってしまうと、恐怖の工作員”赤い風”は、既に亡くなっていたとされていたラージンの親友だった!! ということだったんですが、そんなこと忘れるくらい救いようのない終わり方(二人が仲違いをして揉み合いになった末、一人は転落死、もう一人は胸に刃物が刺さって死亡)をしていて、なんとも言えない気分になった。
まあ、基本ハッピーエンドが多いMASTERキートンなので、たまにはどうしようもないエンディング迎えたって良いじゃないですか!
それにしても、赤い風とキートンの一騎打ちがありましたが、キートンが負けたことにびっくりした。キートンの設定上(キートンは元SASのサバイバル教官)、戦闘シーンでは遺憾なくそのタフガイっぷりを発揮し、今まで負け無しだったんですが、まさか足止めも出来ないくらいワンサイドゲームをやられてしまうなんて・・・。
そのくらい赤い風が強かったということなのかな?
今までにないバットエンディングだったり、キートンがタイマンで負けたり、普段とは一味違う話だった。