MASTERキートン CHAPTER 17 「バラの館」/THE HOUSE OF ROSES 感想
あらすじ
エドモンド・ライマンは、自宅のバラ園で刺殺体となって見つかった。被疑者はライマンのバラ園の管理人で、未だ行方不明のエリック・リンド。保険調査員として事件の調査をしていたキートンは、ライマンの葬式で偶然幼馴染チャーリーと再会する。チャーリーはライマンの妻フローラの警護を任されており、事故の調査と称してフローラに近付こうとするキートンを逐一追い払っていた。何故そんなに追い払うのかが疑問だったキートンだったが、それもそのはず、チャーリーは警護をしている内にフローラに恋心を抱いていた!!
感想
残念ながらフローラが犯人だったということで、チャーリーには次の人を探してもらう他ありませんね。
というか、警護している内に依頼主に恋してしまうなんてすごいベタのベタ。しかし、チャーリーが恋に落ちるなんてちょっと予想していなかった(チャーリー初登場のCHAPTER10ではマザコン風に描かれていませんでした?)。
あと、これは難癖ですが、フローラとチャーリーを載せた車のブレーキが効かなくなって、対向車を避けて木に衝突するシーンがあったじゃないですか。
確かに一方通行だったので、ブレーキが効かなくなったらハンドルを切り、対向車を避けるのは当たり前です。しかし、あの対向車が全然減速してこないのはおかしくないですか?
こちらはブレーキがかからない状態(ブレーキオイルが無くなっていた)になっていたので減速は出来ない。しかし、あの対向車はおそらくブレーキが効くはずなので、少なくとも減速をするのが当たり前のハズなんですが・・・クラクションを鳴らすのみ。
見間違えかもしれなかったので、もう一度問題のシーンを見返してみることにしました。しかし、何度見返してもチキンレースをしていたかの如く、あの対向車は猛スピードで突進してきてます。
どう考えてもおかしい。というわけで、あのシーンはブレーキがかからなかった恐怖よりも、対向車が一方通行にもかかわらず突進してきているところに恐怖を感じるべき。
そういうふうに考えると、ブレーキが効かないことによって、早めに対向車を避けることができ、あのシーンはフローラグッジョブ! というなんとも皮肉なシーンだった。
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