あたしンち 第93話 「親友、しみちゃん」 感想
今回は、すごく心がほっこりする話で感想が書きづらい(最後の最後で笑止千万のオチが待っているかと思いきや、めちゃくちゃいい雰囲気で終わってる)。だってこんな生活、現実で体験したこと無いも~ん。しかし、クールで大人っぽいしみちゃんと、たまに抜けてるみかんの温かい友情が思う存分に見れた8分間のおかげで、なかったはずの青春の1ページが何故か埋まったような気がします。あ~、良かった~。
ところで、しみちゃんとみかんのやり取りがすごいシュール。以下、お昼ご飯中の二人の会話。
しみちゃん「人の魂の重さは3グラム何だってさ~」
しみちゃん「なんか不思議だよね~、魂に重さがあるなんてさ(プハ~。みかんはどう思う?」
みかん「えっ、あの~、うぅ~ん、あっ! 私の魂の重さが3グラムだとして、お相撲さんの魂の重さも同じ3グラムなのかな?」
しみちゃん「(お、おう・・・)お弁当食べよっか」
こんなナチュラルにシュールな会話が出来る高校生見たこと無い。
ちなみに、魂の重さは21グラム説が有名ですが、実は発汗とかでそうなっているらしいですね(嘘だったらすいません)。まあ、魂があったとしても、「何処に行ってしまうの?」とか「何処から来るの?」とか色々疑問がありますが、最近疑問に思っているのが、”魂は人間にしか無い説”。
魂があるのは良いとして、人間にしか無いとはこれ如何に? というのも、もし1億年後も人類が滅亡せずに生き続けたとすると、1億年後の人類はもはや人間じゃない可能性ってあるじゃないですか(大昔に、一つの共通祖先から様々な種分化が起きて今に至っているらしいので、それが今後一切起こらないなんて保証できない)。つまり、人間にしか魂がないとすると、将来の人類(もはや人間ではないやつ)には魂がないよね(将来の地球には魂が無い生物ばかり)。
まあ、これが正しいかどうかは置いていおいて、しみちゃんってどんな回答をみかんに期待していたんだろうか?