生物学者が語る楽しく生きるコツとは?「ほどほどのすすめ ―強すぎ・大きすぎは滅びへの道」

ホンマデッカTVに出演している池田先生の本。テレビでたまに見るので親近感があり、読んでみることにした。
読んで思ったことは、テレビでの好好爺のイメージとは大分かけ離れていて面白かった。
今後の社会の枠組みを、独自の視点で語っている。その視点が生物学者からの視点なのか、それとは別のものから来ているのかわからないが、普段ニュースで言われていることは大分違うことを主張していて、面白い。
例えば、「自然に日本の人口が減っているのは、生態学的にはとても良い」、「働かなくても食えるのが正しい生き方」などなど。普段の生活であまり見聞きしないことですよね。
最初はちょっと疑問に思うこともありましたが、読了後は、「そういう見方もあるのか~」と、納得してしまったことが多い。是非読んで確かめてみてほしい。
個人的には、「人口減少が起こると、その分エネルギーが必要ないから原発を無理に作る必要なくね?」っていう主張が斬新だった。落合陽一さんもおっしゃってましたが、やはり高齢化&人口減少ってチャンスなのか?
まとめとしては、「こんな視点もあるのか~」というのを感じられた本。あと、気が楽になる。

ほどほどのすすめ ―強すぎ・大きすぎは滅びへの道

ほどほどのすすめ ―強すぎ・大きすぎは滅びへの道