MASTERキートン CHAPTER 20 「臆病者の島」/COWARD’S ISLAND 感想

あらすじ

キャロウ島のホテルに滞在中のキートンは、旧友の軍人の息子エリックと話をしていた。そんななか、突然外で銃声が鳴り響く。急いで外へ出た二人は凶弾に倒れた二人の男を発見するが一人は既に息を引き取っていた。キートンたちは、もう一人の怪我人をホテルへ連れて行くが、ホテルはマフィアたちによって占拠されていた!! 人質となったキートン一行の運命は如何に!?

感想

いや~、フォスター大佐が超かっこよかったですね。

キートンって見た目は冴えないサラリーマンなんですが、実はすごい人というところがかっこいいんですが、フォスター大佐のような冴えない飲んだくれが実はものすごい人だったパターンもかっこいいですね~。

しかし、フォスター大佐に乗せられて銃を触らせてしまったあのトマスというマフィアが間抜けすぎませんか? キートン(加えてフォスター大佐も)曰く、今回のマフィアはみんなかなりの手練らしいですが、そんな人があんなミスするんだろうか?

普通銃を触られた時点でかなり警戒すると思うんですが・・・。

まあ、それだけフォスター大佐の演技が上手かったということにしておく。

あと、フォスター大佐は戦略の計算もすごい。エリックが単独でマフィア達を制圧しようとしているシーンがありましたよね?

もし私があそこにいたらエリックを制止していましたが、フォスター大佐は違います。彼はエリックの無鉄砲ぶりも利用するんです!!

以下おさらい

  1. エリックが単独でマフィアの制圧に乗り出す
  2. エリックがマフィアに水を要求し、水を取る隙きに油断したマフィアへタックル
  3. 残念ながら応援に現れたマフィアにエリックは為す術なし
  4. そこへ突然フォスター大佐がエリックに殴る蹴るの暴行を加える
  5. そんなフォスター大佐を見たマフィアがフォスター大佐に親近感を持つ
  6. 親近感を持ったマフィアの隙きを突いてフォスター大佐がマフィアたちをコテンパンにする

いや~、今思い出してもなかなかハラハラしましたが、エリックを利用してうまく立ち回り、マフィアたちを制圧するブレイクスルーを作り出したフォスター大佐はすごい!!

実際にこんなことを最初っから計算するのが可能なのかは知らないが、フォスター大佐は計算もすごいということにしておく。

脱「臆病」入門

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