あたしンち 第32話 「やきとりミステリー」 感想
あらすじ
母は屋台で買った焼き鳥を台所に置いていた。しかし、焼き鳥にかける七味唐辛子を買ってくるのを忘れていて、買い物に一旦出かけることに。そして、帰ってきた母の前には、置いてあったはずの焼き鳥が消えていた・・・
感想
お母さんが買ってきた焼き鳥が買い物に行っている間に消失しているという、あたしンち初のミステリー物でしたが、登場人物がみんな犯人&探偵も犯人だったとは(ネタバレか~い)。
ノックスの十戒・ヴァン・ダインの二十則(どちらも推理小説を書く上での注意事項みたいなもの)にも探偵は犯人なってはいけない旨が書かれているため、ミステリーのルールを大胆に破壊した記念碑的作品として面白い。
あと、だれもつくねには手を付けていなくて「つくねも食べてやれよ~」と思ってしまた。
- 作者: アガサクリスティー,Agatha Christie,羽田詩津子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2003/12/01
- メディア: 文庫
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